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Creator Camp

ガイド: ミュージシャンのための配信機材の基本

音楽の配信は必ずしも複雑な機材が必要な訳ではありません。初めて音楽配信をセットアップする際に役に立つ配信機材のシンプルなヒントをまとめました。

まずは始めてみる
最初に必要となる基本的なものは以下のとおりです。

  • 配信を行える処理性能を持ったコンピューターが必要です。超高性能なPCは必要ありませんが、最新のプロセッサーとグラフィックカードがあれば配信の品質が向上します。
  • 最新のノートパソコンにはウェブカメラやマイクが内蔵されていますが、デスクトップPCを使うなら、これらを個別に購入する必要があるでしょう。
  • アップロード速度が少なくとも5~10 Mbps(メガビット/秒)以上の良好なインターネット接続が必要です。ルーターまで有線で接続することを強く推奨します– 配信では、Wi-Fi接続は信頼性が遥かに低くなります。
  • 外付けのウェブカメラやマイク、ミキサーなどの周辺機器を追加するなら、すべてを接続するのに十分な数のUSBポートが必要になります。ほとんどのデスクトップPCには十分な数のUSBポートが存在しますが、ノートパソコンならUSBハブが必要になるかもしれません。新しいMacBook Pro (2015年モデル以降)を使っているなら、USB-CとUSB-Aの変換ハブを用意すれば、幅広い機材と互換性が得られるでしょう。

適切なハードウェアの選択についてさらなるアドバイスが必要ですか?ヘルプセクションの こちらのガイド をご覧ください。

初級セットアップ: USBマイク
歌手や演奏家でマイクが1つだけで十分な場合や、コミュニティと一緒に音楽について語り合いたいだけの場合は、USBマイクをコンピューターに接続するだけのシンプルなオーディオセットアップを利用できます。

例: BlueのYetiマイク はコンピューターのUSBポートに接続するだけでノートパソコンの内蔵マイクよりも音質が大幅に向上し、音声モニター用の内蔵ヘッドフォンジャックも用意されています。

ノートパソコンとマイクは、アコースティックギターを利用するシンガーソングライターや、視聴者と雑談したいだけの場合におすすめのシンプルなセットアップです。

中級セットアップ: USBミキサー/インターフェース
自宅でレコーディングしたり、ライブ番組を行うための機材を、あなたはすでに所有しているかもしれません。楽器と一緒にXLRマイクを利用したい場合は、シンプルなUSBミキサーがおすすめです。

例: Focusrite Scarlett Solo は楽器1つとボーカルでパフォーマンスを行うミュージシャンにおすすめで、XLRマイク用の入力端子と楽器を接続するための1/4インチジャックが用意されています。

これはエレキギターやキーボード1つだけで演奏する際にうってつけのセットアップです。ライン出力の楽器を1つ使用するだけなら、これで素早く簡単に始められるでしょう。

上級セットアップ
コンピューターに音を取り込むことに関しては、こだわり始めれば上限は存在しません。マイクが1つあれば配信を始められますが、ミュージシャンにはそれぞれ独自のニーズがあります。

配信に慣れてきたら、自分に合ったオーディオ機材にアップグレードしてカスタマイズするのがいいでしょう。

アドバイスが必要なら、Discordの Twitchミュージックアシストコミュニティ で経験豊富な音楽ストリーマーたちから、高音質の配信を実現するためのヒントを教えてもらうとよいでしょう。